悶絶!ちょちょぎれ涙丸

七山さんのいろいろかきのこし

詩が描きたくて書きなぐるよ

歌が聴きたいと

重たい瞼こすって夜の街に出かけた

耳にイヤホンさしたのに

聴こえないノイズが音楽よりも心地いいことに気づいた

 

僕はガラの山からシケモク奪った

 

死にそうな声で歌ってほしいなんて

そんなばかな願望くるしいだけだ

 

僕が月をみあげたらそれは朧月で

雲のレースがどうしても脱げない女みたいだな

 

薬のんでも良くはならない世界が歪んでる

泣いていいかな泣いてもなぐさめないでお願い

片付いた景色に行きたい生きたい逝きたい

 

僕のギターはどこに置いたはずだったか

そんなわけない触ったことすらないよ

 

歌が聴きたくて歌が聴きたくて

イヤホンさしたらノイズの方が心地いい新宿!

 

夜の街を見下ろしたらタバコがうまかった

あの頃もその頃も今の頃もいつだって

歩道橋からツバ吐いちゃいけない常識しかもってないけど

僕は歌ったらいけないことを知っているけど

あそこのおばさん大声で話してるからいいか

 

あーあーつまんないな

歌ったところでおまえがいないんだから

 

あーあー苦しいな

死にそうな声で歌ってるつもりの音楽なんかいらないから

死にそうな声でこう歌ってほしいあの子に

 

ぼくをすきだって

ぼくをあいしてるって

 

そんなわけないや

月は未だに恥ずかしそうに

それでも光って輝いて瞬いて崩れないで居る